ヤンキースは14日、新投手コーチにマット・ブレーク氏(34)を招へいしたことを発表した。

大学卒業後、児童や青少年の指導を行っていたブレーク氏は、2009年から15年までリンカーン・サドベリー高校の監督を務め、16年にインディアンスの下位マイナーリーグの投手コーディネーターに就任。その後、選手育成部門のディレクター補佐、投手育成部門のディレクターへと同球団でステップアップを重ねてきた。

大抜てきを受けたブレーク氏は「さまざまな年齢、国籍、文化の選手たちと関わることで、彼らがどんな助けを求めているのか、その根本的なところを知るようになった」と話した。

ブレーク氏はまた、投手をケガから守るため、コンディション調整を担当するスタッフと協調して仕事をしていきたいとコメント。「大切なのは、マウンドや投球練習での彼らの動作だけでなく、体を整えるための活動領域すべてだ。リハビリ、強度、コンディショニング、栄養摂取など、こうしたことすべての統合を理解することが重要になる」と語った。(AP)