通算6人目となる3回目のア・リーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞したエンゼルスのマイク・トラウト外野手について、スポーツコラムニストのジム・アレクサンダー氏は15日、エンゼルスの地元紙オレンジカウンティ・レジスターで、電話会見での発言を引用し同選手の思いを報じた。

シーズン中に足の手術を受けて9月7日以降の試合を欠場し、さらに所属チームがア・リーグ西地区の5チーム中4位という成績だったトラウトがMVPを受賞したことについては、一部の記者やファンから正当性を疑う声も上がっているという。

会見でこの疑問をぶつけられたトラウトは、正当性については「他の人たちに決めてもらいたい」とコメント。「プレーオフ進出を(MVPの)選出条件に挙げる人もいるかもしれないが、自分ではチームの勝利に貢献しようとあらゆることをやっている」と述べた。(AP)