ブルワーズからフリーエージェント(FA)となっていたヤスマニ・グランダル捕手(31)が21日、ホワイトソックスと4年総額7300万ドル(約79億円)の契約で合意し、新チームに期待を寄せた。

2度のオールスター選出経験を持つグランダルは加入に際し「ここには才能ある若手が多く、それを見る限り、このチームは来季以降、ダークホースになる可能性があると思う」とコメント。興味深い球団がいくつかあったなかで傑出していたのはホワイトソックスだとし、「この球団のプロ意識の高さと心構え、プログラムの方向性をとても気に入っている」と述べた。

リック・ハーンGMは「このポジションにおける一流選手のひとりを迎えることができ、われわれ球団関係者にとって、エキサイティングな1日となった」と喜びを表現した。

グランダルは今季、打率2割4分6厘、いずれもキャリアハイの28本塁打、77打点をマーク。4年連続で20本塁打以上を記録しており、2015年以降の本塁打数は計117で捕手としてはトップの数字を誇る。(AP)