12月12日のルール5ドラフトを前に、ヤンキースはジャコビー・エルズベリー外野手(36)を自由契約としたほか、グレッグ・バード内野手(27)もメジャー出場の前提となる40人枠から外した。ブライアン・キャッシュマンGMは両者ともケガが響いたと述べた。MLB公式サイトが伝えている。

2018年8月に左臀部(でんぶ)の関節鏡視下手術を受けたエルズベリーは、その後さまざまなケガに悩まされ、17年のア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で代走として出場したのを最後にメジャーでプレーしていない。キャッシュマンGMは「現状を鑑みて、健康状態を考えると彼はこのポジションの選手とはならない」と述べた。

また、足裏の筋膜炎で今季10試合の出場にとどまったバードについても「健康を維持できれば素晴らしいスイングができる。われわれはみな彼の才能を認めているが、残念ながらケガが重なり、その贈り物の包みを開ける機会がなかった」とコメントした。

ヤンキースではそのほか、ネストル・コルテスJr.投手(24)も40人枠の登録外に。一方で、エステバン・フロリアル外野手ら有望株7選手が40人枠に登録され、ルール5ドラフトからプロテクトされることになった。