マーリンズとマイナー契約の加藤は日米融合の個性派

【サンディエゴ(米カリフォルニア州)8日(日本時間9日)=四竈衛、斎藤庸裕】ヤンキース傘下マイナーからフリーエージェント(FA)となっていた加藤豪将内野手(25)が、マーリンズとマイナー契約を結んだことが8日、明らかになった。来春は招待選手としてメジャーキャンプに初参加する。

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この7年間で進化し続け、今季は昇格1歩手前まできたシーズンだった。ヤンキースに入団した13年から一貫して二塁手だったが、複数ポジションをこなすユーティリティーになることがメジャー昇格の近道と判断し、16年から三塁、遊撃、17年からはさらに一塁、左翼と守備位置のレパートリーを増やした。「ポジションにはそれぞれ違うリズムがある。毎日違う守備に入るのは結構なチャレンジ」と苦労を重ねながら、今では内野すべてと左翼をこなす多才な選手となった。

メジャーでは必須となるパワーも、今季は1段レベルアップ。開幕から15試合で5本塁打をマークするなど、今季は自己最多の11本塁打を記録した。米国式の野球環境で育ったが、日本選手の打撃スイングもひそかに研究。初昇格の時には、日米の良さを兼ね備えた個性派メジャーリーガーの誕生となるだろう。【水次祥子】

◆加藤豪将(かとう・ごうすけ)1994年(平6)10月8日生まれ。米カリフォルニア州マウンテンビュー出身。両親は日本人。3歳で日本に移り神奈川で生活。6歳で米サンディエゴに戻り野球を始めた。ランチョバーナード高では主に二塁手で3度の州王者。13年ドラフト2巡目(全体66位)でヤンキース入団。今季3A初昇格。尊敬するイチローの影響で左打ちに変えた。188センチ、88キロ。右投げ左打ち。

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  • 加藤豪将(2019年4月15日撮影)