カブスからフリーエージェント(FA)となったニック・カステラノス外野手(27)の獲得競争で、レッズがリードしているようだ。MLB公式サイトが伝えている。

カステラノスを巡っては、ジャイアンツもここ数週間交渉をしていると伝えられているが、ある情報筋が25日に明かしたところによると、同選手獲得の最有力候補はレッズ。ここ数日間で、カステラノス側とレッズ側の交渉が進展したことを示す兆候がいくつかみられるという。

カステラノスは内野手としてキャリアを開始したが、ここ3シーズンはタイガースとカブスで右翼手としてプレー。レッズ加入となった場合でも、外野手を務めるものと思われる。現時点で、レッズの外野手の陣容は中堅にニック・センゼル、その他のポジションに西武から海外FA権行使で加入した秋山翔吾、ジェシー・ウィンカー、アリスティデス・アキーノと予想され、フィリップ・アービンがこれに加わる可能性ありとされている。

同サイトはレッズが「今冬に、秋山とベテラン内野手マイク・ムスタカスと契約して攻撃面を強化」したと紹介。そこに、昨季途中加入したカブスで51試合に出場し、16本塁打、OPS(出塁率+長打率)10割超えを記録したカステラノスが加わる可能性が、現実味を帯びてきたとしている。