エンゼルス大谷翔平投手(25)が15日(日本時間16日)、今キャンプでは初の投内連係を行った。

バント処理を中心に軽快な動きを見せ、一塁ベースカバーなども問題なくこなした。「かなり久々でしたけど、動きの確認とかゴロに対しての入り方とか、小さい頃からやってますけど、改めての確認かなと思います」と淡々と話した。

昨年9月中旬に左膝を手術。患部への負担についても「かなり軽い動きだったので、特にないかなと思います」と涼しげな表情で振り返った。

キャンプ2日目から3日連続のフリー打撃では、6セット合計43スイングで4本の柵越え。5セット目までは右足を上げ、最終セットでは右足をすり足気味に動かしながら、タイミングを取った。

打撃フォームに試行錯誤を重ねており「同じ打ち方で3年、5年、10年打ち続けるっていうのはないと思う。トップの選手でも、もっともっと良くなるためにいろいろ変えて、毎日毎日練習していると思うので。その中の一環というか、そうやって工夫してやっていければなと思います」と、さらなるレベルアップへ意欲を示した。

キャッチボールは、クールダウンを含め今キャンプで最多の68球。直線ダッシュや弧を描いたランニング練習なども行い、走攻守で順調に調整を終えた。