レイズ筒香嘉智外野手(28)が22日(日本時間23日)、レ軍の先輩、岩村明憲氏(41=現BC福島レッドホープス代表取締役兼監督)から激励を受けた。

同氏は07年から3年間、レ軍でプレー。08年にはワールドシリーズに出場した。世界一にこそ届かなかったものの、主軸として活躍した。筒香がメジャーで適応する上でポイントのひとつに挙げたのが、ストライクゾーン。「今まで通り、自信を持ってやれればいい。オープン戦の早い段階で分かれば、気負うことなく打席に入れると思います」。自らの経験を踏まえ「リーグチャンピオンになって、ぜひワールドシリーズに行ってほしい」と託した。

筒香は23日(同24日)のヤンキース戦に5番左翼でデビューする予定。相手先発は25歳の快速右腕ロアイシガだ。現時点で目先の結果は求めていない。「タイミング、球筋、審判のストライクゾーンとか、1試合で分からない部分もあるので、これから開幕までしっかり確認したい」と落ち着いた口調で話した。(ポートシャーロット=四竈衛)