大谷起用法は予想超える マドン野球を岩村氏明かす

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今シーズン、また新たな大谷を見ることができるかもしれない。

BC・福島の監督を務める岩村明憲氏(41)が、恩師でエンゼルスのジョー・マドン監督(66)と11年ぶりに再会した。25日(日本時間26日)、テレビ局の仕事で同監督をインタビュー。二刀流・大谷翔平投手(25)の起用法について「具体的なことはなかったけど、絶対、何か考えてますよ。本当にそんなことするんだ、みたいなことはあるかも」と、取材時に感じた印象を明かした。

岩村氏は07年にデビルレイズに入団。マドン監督の下で3年間プレーし、内野の要として活躍した。コミュニケーションを密に行い、ドアが開いていた監督室に訪れることも多かったという。「あの場面のエンドランの意味か、あそこの作戦の意味を教えてくれとかね。監督のやりたいことを僕たちもやりたい」と互いの理解を深めた。

移籍1年目の07年、ア・リーグ東地区5位で最下位だったチームは、08年リーグ1位に大躍進し、球団初のワールドシリーズ進出も果たした。極端なシフトを導入し、最近では主流となった複数ポジションを守れる選手の育成など、斬新な戦略を取り入れてきたマドン監督。その上で選手と対話することで一体感を生み、弱いチームを強くする。自身も三塁から二塁へコンバートされるなど、3年間、マドン野球を学んだ岩村氏は、こう言った。

「レイズ、カブスの監督経験が今年、また来年、生きてくると思う。そういうヒントがあれば、おそらく大谷選手に対してもいろんな起用法だったり、いいところを、もっともっと伸ばす監督になる」

予想を超える、驚くような起用法で二刀流の強みを生かす。マドン流の経験者だからこそ、言葉に説得力があった。