大谷 今季中止でも今オフに年俸調停権 労使合意

米大リーグ機構(MLB)、各球団のオーナーと選手会が、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっている今季の公式戦について、人が密集することや渡航への規制が解除され、選手やファンに健康、安全上のリスクをもたらさないことが確認された上で幕を開けるとの方針で合意した。27日にAP通信が報じた。開幕は最短でも5月中旬の見通し。

米国では疾病対策センター(CDC)が15日に8週間は50人以上が集まるイベントの中止か延期を要請。ブルージェイズが本拠地とするカナダは、自国民や永住者以外の入国を原則禁止としており、これらの規制が解かれるまでは開幕しないこととなった。

可能な限り試合を消化するためダブルヘッダーを増やすほか、ポストシーズンは通常より約1カ月遅れの10月下旬から11月上旬に実施し、進出した球団のホームが寒冷地の場合、中立地やドーム球場で試合を行う可能性があるという。

年俸調停やフリーエージェント(FA)の取得に影響する登録日数については、今季が中止となった場合でも昨季と同じ日数を得られることが決まった。エンゼルスの大谷翔平はメジャー3季目の今季で規定を満たし、オフに年俸調停の権利を手にすることになる。(共同)