ニューヨーク州に本拠を置くヤンキースとメッツが、24日から自身の球場で練習を行うことが可能となった。米CBSスポーツが伝えている。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事はこの日、ツイッターで「本日より、ニューヨークのプロスポーツリーグは春季キャンプ開始が可能となった」と宣言した。

米大リーグ機構(MLB)と選手会は、延期となっている2020年シーズンが7月上旬に開幕できるよう望んでいる。ただ、選手たちが公式戦に臨めるレベルのコンディションを整えるには、春季キャンプで2、3週間のトレーニング期間を確保することが必要とみられる。

春季キャンプ開催については、各球団が本拠地で行えばいいと議論されているとも報じられており、クオモ知事の今回の発表は、ヤンキースとメッツがそれぞれのホームでキャンプを行うことにゴーサインを出すものとなった。ただし、ヤンキースはフロリダ州タンパでトレーニングを再開予定という情報もあるようだ。