MLB公式サイトは28日、テニスの4大大会で合計30勝を挙げたアンドレ・アガシとシュテフィ・グラフを両親に持つジェイデン・アガシの特集記事を掲載した。

両親とは違って野球の道を選んだ18歳のアガシは、高校で三塁手兼投手として活躍。90マイル台前半(150キロ前後)の速球を投げるドラフト候補として注目を集めた。

「野球が大好きなんだ。仲間たちと一緒に戦うことがうれしい」と言うアガシは現在、右腕のトミー・ジョン手術のリハビリ中。今年のドラフトが新型コロナウイルスの影響で5巡までに短縮されたこともあり、おそらく指名はないと本人も理解している。

そのため、秋には名門の南カリフォルニア大学への進学を予定。投打の二刀流として経験を積むことになるとみられている。