2月のトレードでレッドソックスからドジャースに移籍した左腕デービッド・プライス投手(34)が、同球団傘下に所属するマイナー選手への給与支払いに向けて資金を提供することが分かった。

ドジャースの広報担当者によると、同投手はマイナーの220選手に対し、1人当たり1000ドル(約11万円)を拠出するという。

ドジャース傘下のマイナー選手は、少なくとも6月いっぱいは週給400ドルを受け取り続けるという。

プライスは2021年まで7年総額2億1700万ドルの契約を結んでおり、今季の年俸3200万ドルのうち1600万ドルをレッドソックスが負担することとなっていた。今季は新型コロナウイルス感染拡大によって開幕が延期。リーグと選手会がプレーに向けて合意できるかによって受け取り額が決まることになる。(AP)