エンゼルスは5月31日(日本時間6月1日)、大谷翔平投手(25)が既に3度のライブBP(実戦形式の投球練習)を行ったことを明かした。

大谷は前日30日に自身のインスタグラムに「Live BP from last week」(先週の実戦形式の投球練習)と書き込み、左打者のラステラと対戦する様子を投稿。動画では2球のみだったが、球団広報によれば、これまで行ったライブBPで各55球程度を投げており、当面は同等のレベルの強度で続けていくという。

キャンプ中断となった3月中旬以降、チームは各自の自主トレ先に分散したが、大谷はカリフォルニア州アナハイムの本拠地エンゼルスタジアムで調整を継続。18年10月に手術を受けた右肘のリハビリと治療が必要な選手として球場の使用を許可され、自主トレを続けていた。4月13日にはブルペン投球を再開。メジャー開幕を見据え、徐々にギアが上がってきた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっている開幕については現在、MLBと選手会が安全面や報酬面などについて協議中。具体的なスケジュールも依然として決まっていないが、メジャー1年目以来の二刀流復活へ、大谷は着々と準備を進めている。