黒人男性ジョージ・フロイドさんが25日、米ミネソタ州ミネアポリスで白人警察官から道路に押し倒された状態で喉を膝で押さえつけられ死亡した事件を受け、多くのメジャーリーガーやMLB関係者から人種差別反対の声が上がっている。

MLB公式サイトは選手や監督らのツイッター上のコメントを紹介。ツインズ指揮官のロッコ・バルデリ監督は「ジョージ・フロイドは今、息をしているはずだった。われわれはもっともっと進歩しなくてはならない。彼の名前とこの事件を忘れずにいよう」と呼び掛けた。

アイルランド系アメリカ人の父と、アフリカ系アメリカ人とプエルトリコ人との混血の母を持つヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は「もう十分だ。肌の色や外見的特徴は関係ない。私たちは皆人間であり、心の奥底では何が正しいかをわかっているはずだ。全員が変化の一員になろう」とコメント。パイレーツのトレバー・ウィリアムズ投手は、「私の全ての黒人の友人、チームメート、仲間たちと人種差別に苦しむ人々へ。私はあなたの味方だ」とつづっている。