アストロズのジャスティン・バーランダー投手(37)が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により遅れての開幕となる今シーズンに向けて手応えを示している。MLB公式サイトが伝えた。

バーランダーは3月に鼠径(そけい)部の手術を受け、本来であれば開幕から2カ月の離脱となるはずだったが、新型コロナウイルスで開幕が延期となったために完全に回復。9日の紅白戦では3イニングを投げて無安打無失点をマークし、「今日以上に良い日はなかった。今日は限りなく本番に近づけようとした」とコメントしている。

また、新型コロナウイルスについては「本当にひどい状況」としつつも、故障で開幕には間に合わないはずだった自身にとっては「リセットボタンを押すチャンス」となったと語った。同選手は7月24日の開幕戦で開幕投手を任される見込みとなっている。