二刀流復活をかけて今シーズンに臨んだエンゼルス大谷翔平投手(26)に、再び試練が訪れた。右肘のトミー・ジョン手術から復帰2戦目の登板となったアストロズ戦で1回2/3を投げ5四球2失点で降板。最後の打者に対しては直球の球速が急降下し、異変が見られた。降板後に右腕の違和感を訴え、病院へ直行。MRI検査を受けた。結果次第となるが、軽症でも今後の投手起用に影響を及ぼしそうだ。
右腕を気にしたのは2回無死一、二塁。6番レディックへの6球目、全50球中の28球目、この日最速の97・1マイル(約156・3キロ)の直球を低めに決めた。振り切りの反動で体の前に戻って1度止まるはずの右腕を、フォロースルーでぶらぶらさせた。その後、アンダーシャツの袖を直すように前腕から上腕を触った。
◆大谷の全投球◆
【1回】
1番<右>スプリンガー(空振り三振)
(1) 直球 152.7 ストライク
(2) スライダー 127.3 ボール
(3) 直球 154.2 ファウル
(4) スプリット 141.5 空三振
2番<右>アルテューベ(捕邪飛)
(5) カーブ 117.6 ボール
(6) 直球 153.4 ストライク
(7) スプリット 138.4 捕邪飛
3番<右>ブレグマン(右飛)
(8) 直球 153.0 右飛
【2回】
4番<左>ブラントリー(四球)
(9) 直球 153.0 ボール
(10) 直球 154.5 ストライク
(11) スプリット 138.7 ボール
(12) 直球 153.5 ボール
(13) 直球 152.6 ストライク
(14) スプリット 139.2 ファウル
(15) 直球 154.5 ファウル
(16) スプリット 140.3 四球
5番<右>グリエル(四球)
(17) スライダー 130.2 ストライク
(18) 直球 150.6 ストライク
(19) スライダー 132.3 ボール
(20) スプリット 140.3 ボール
(21) 直球 155.6 ボール
(22) スライダー 128.1 四球
6番<左>レディック(四球)
(23) カーブ 141.5 ストライク
(24) スプリット 137.4 ボール
(25) 直球 153.5 ボール
(26) スプリット 137.4 ボール
(27) 直球 150.5 ファウル
(28) 直球 156.3 ファウル★
(29) 直球 152.6 四球
7番<左>タッカー(空三振)
(30) カーブ 114.6 ボール
(31) スライダー 129.1 空振り
(32) スライダー 124.2 ボール
(33) 直球 150.8 ファウル
(34) スプリット 137.3 空三振
8番<右>メイフィールド(見三振)
(35) スライダー 126.7 空振り
(36) スライダー 123.9 空振り
(37) スプリット 136.3 ファウル
(38) スライダー 129.2 ボール
(39) 直球 155.0 見三振
9番<右>ガルノー(四球)
(40) スライダー 124.4 ストライク
(41) スプリット 138.9 ボール
(42) 直球 153.5 ボール
(43) スライダー 128.3 ボール
(44) 直球 149.8 空振り
(45) 直球 151.6 四球
1番<右>スプリンガー(四球)
(46) スライダー 125.5 ボール
(47) 直球 144.2 ボール
(48) 直球 143.4 ストライク
(49) スライダー 124.9 ボール
(50) 直球 144.4 四球
★はこの日の最速球