カージナルスはジャック・フラーティ投手が6回を2安打1失点、2四球、11三振と快投を披露。キャリア9度目の2桁奪三振をマークし、今季4勝目(2敗)を挙げた。

前回先発登板した際は、わずか3回でキャリア最多の9失点を喫しノックアウトされていたフラーティ。「絶えず調整していかなくてはならないのが野球というスポーツ。前回の登板以降、改善すべき点が多くあったのは明らかだ」と述べ、今回は多少、投球方法を変えたと明かした。

レギュラーシーズン残り1週間の段階で、カージナルスはレッズおよびブルワーズに1ゲーム差をつけてナ・リーグ中地区2位と、ポストシーズン進出圏内をキープしている。

7回に逆転弾となる4号2ランを放ったヤディエル・モリーナ捕手は「僕らは自分たちの仕事に集中しているし、全力を尽くそうと努力している。今季はちょっと変なシーズンだけど、僕らは特別なシーズンになってほしいと思っているし、新型コロナウイルス禍のワールドシリーズ王者になれるよう願っているよ」と期待を込めて語った。(AP)