レッズは宿敵ブルワーズとの直接対決第2ラウンドで、手痛い逆転負けを喫し、再び勝率5割に戻った。1回に2点を先制しながら追加点を奪えず、7回に逆転されて競り負けた。スタメンから外れた秋山は、出場機会がなかった。

8年ぶりのポストシーズン進出には、1差に離されているカージナルスとの地区2位争いを制すか、ワイルドカード(WC)2枠に入らなければならない。WCの場合、同率のブルワーズ、ジャイアンツ、さらにフィリーズを含めた4チームの争いが最終戦までもつれる可能性が高く、予断を許さない。

ブ軍戦前に会見に応じた秋山翔吾外野手は、終盤戦に入ってのチームの上昇気配を実感。「前向きな争い方。ワクワク感、勝って得られるものの先が見えているのは、正直ある。強いチームと対戦することは経験しておくべき」と、あらためて意欲をみせた。