ヤンキースの大砲ジャンカルロ・スタントン外野手が、今オフに発生する現行契約の破棄権利(オプトアウト)を行使しない見込みであることが分かった。

これはMLBネットワークのジョン・ヘイマン記者の情報をMLB公式サイトが伝えたもので、スタントン本人とヤンキースは現時点で事実とは認めていない。

スタントンは2014年にマーリンズと結んだ総額3億2500万ドル(約341億円)の超大型契約をあと7年、2億1800万ドル残している。ニューヨーク・ポスト紙によると、もしスタントンがオプトアウトしなければ、マーリンズは今オフに3000万ドル、2026年と27年には1000万ドルずつをヤンキースに支払わなければならない。

30歳のスタントンは現役屈指の長距離打者として知られるが故障も多く、昨季はわずか18試合の出場のみ。今季もここまで21試合の出場で打率2割6分1厘、4本塁打、10打点にとどまっている。