エンゼルスのジョー・マドン監督は、大谷翔平選手が来季も“二刀流”として続けることに自信を示している。

大谷は2018年に打者として、打率2割8分5厘、出塁率3割6分1厘、22本塁打、61打点、10盗塁。投手としては、先発10試合で4勝2敗、防御率3・31をマークし、ア・リーグ新人王を獲得するなど輝かしいメジャーデビューを飾った。

しかし、同年10月1日にトミー・ジョン手術を受け、昨季は打者に専念。新型コロナウイルスにより60試合に短縮された今季は再び“二刀流”で臨んだ大谷だったが、右腕の屈筋回内筋群の損傷で投手としては2試合の登板に終わり、0勝1敗、防御率37・80。打者としても思うような結果を残せず、44試合で打率1割9分、7本塁打、24打点でシーズンを終えた。

しかし、マドン監督は、大谷が来月からオフシーズンの投球プログラムを開始する予定でいると明かし、「私は彼を心から信頼している」とコメントした。(AP)