第1戦に先発したツインズ前田健太投手(32)が、シリーズ敗退後に現在の心境を明かした。

「一番最初(のシリーズ)で負けてしまったので、すごく悔しい気持ちですね。勝ち進んでいくことを望んでいたので、悔しい気持ちをみんな持っていると思う」

前日に5回2安打無失点と好投も、救援陣が踏ん張れず、逆転負けを喫した。この日も投打がかみ合わず、初戦から2連敗。レギュラーシーズンでア・リーグ中地区を制したが、ポストシーズンでは最初のワイルドカードシリーズで敗退となった。

今シーズンは6勝1敗で防御率2・70。ツインズ移籍1年目で投手陣を引っ張った前田は「シーズンを通して先発を任せてもらえたので、成長を感じることができた1年でした。負けたことは悔しいですけど、内容としては自信になると思います」と話した。

また、来季へ向けては「もっともっといろんなチャレンジをして、さらに成長していきたい」と意欲を見せた。