ドジャースがまさかのサヨナラ負けを喫し、シーソーゲームの総力戦に敗れた。シリーズは2勝2敗のタイとなった。

1点リードの9回から6番手で守護神ジャンセンを投入。2死一塁から2番アロザレーナに四球を与えて一、二塁とされ、途中出場のフィリップスに中前適時打を浴びた。守備の乱れから一塁走者のアロザレーナの生還も許し、サヨナラ負け。9回2死2ストライクで勝利目前だったが、両軍25安打15得点のシーソーゲームに敗れた。

序盤から打線はつながった。1回に3番ターナーの2試合連続となる先制本塁打で勢いをつけると、毎回の15安打で7得点。前日に続き粘り強さを発揮し、2死から全得点を奪った。

先発の左腕ウリアスは4回2/3を投げ、4安打2失点と好投。3番手のバエスが2本塁打を浴びて崩れたが、打線が再逆転。1点リードの9回を守護神ジャンセンが締めるはずが、あと1死が遠かった。

リリーフ陣が踏ん張れず、接戦を落とした。試合終了の直後に悔しさをあらわにしていたロバーツ監督は「この結果は厳しいものだが、消化しなくてはいけない。切り替えて、明日勝つということに我々は集中する」と冷静に話した。

第5戦はドジャースがエース左腕カーショー、レイズはグラスノーが先発する。