ドジャースがレイズに競り勝ち、32年ぶりのワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。

25日(日本時間26日)に行われた第6戦、先発の左腕カーショーが5回2/3を5安打2失点。6三振を奪い、ポストシーズン通算207三振でメジャー記録をマークした。「素晴らしいチームの一員でいられて、ポストシーズンに多く出られている。非常に特別なことだね」と感謝した。

過去のポストシーズンでは安定感を欠いていたが、今シリーズでは2戦2勝。この日は第1戦の先発に比べ「それほど良くなかった」と、本調子ではない中で粘った。1点リードの4回は無死一、三塁のピンチを背負ったが無失点。相手の本盗も落ち着いて阻止し、反撃の芽をつんだ。「2失点に抑えられたのは非常に大きい」と振り返った。

休養日を挟み、第6戦は27日(同28日)に行われる。ロバーツ監督は「第7戦のことは誰も考えていない。第6戦に集中する」と気を引き締めた。

ドジャース・トライネン(2点リードの9回に登板し、1安打無失点。ポストシーズンで初セーブを挙げ)「最も大きな舞台で、個人的にも非常に意味のあるものになった」