ヤンキースからFA(フリーエージェント)となった田中将大投手(31)が29日(日本時間30日)、米国から帰国したことを自らのツイッターで報告した。

「空港での検査も家族全員陰性で一安心。14日間の自主隔離に入ります。せっかくなので家族と楽しい時間を過ごしたいと思います」と書き込んだ。

田中はワールドシリーズ終了後の28日、正式にFAとなり、現在はヤンキースとの独占交渉期間。ヤ軍側は11月1日米東部時間午後5時(日本時間2日午前7時)までに規定額1890万ドル(約20億8000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示するかどうかを決める。

QOを提示された場合、選手側には7日間の回答期限が定められている。ただ、QOを拒否したとしても、その後も交渉を継続することは可能。別の条件で再契約した例もある。

また、同日米東部時間午後5時1分(日本時間2日午前7時1分)からは、他球団の契約交渉が解禁となる。

今後の田中は、代理人ケーシー・クロース氏と、随時連絡を取り合いながら交渉を進めていく見込みだ。