ヤンキースは30日、最古参の生え抜きであるブレット・ガードナー外野手の年俸1000万ドル(約11億円)の来季契約オプションを破棄した。

37歳のガードナーは2008年にメジャーデビューしてからヤンキース一筋にプレー。2009年のワールドシリーズ制覇を知る最後のヤンキース所属選手で、オールスターとゴールドグラブ賞に1回ずつ選出されている。

通算では1548試合に出場して打率2割5分9厘、129本塁打、539打点、270盗塁の成績を残しているが、今季は49試合で打率2割2分3厘、5本塁打、15打点、3盗塁と振るわなかった。

またヤンキースは先発左腕J・A・ハップ投手の年俸1700万ドルとなる来季契約オプションも破棄。一方でリリーフ左腕ザック・ブリトン投手とは2022年の契約オプションを行使し、今後2年間は総額2700万ドルで残留させることを決めている。(AP)