今オフ精力的に補強に動いているブルージェイズが、J・T・リアルミュート捕手(29)など、FA(フリーエージェント)市場の大物選手に関心を寄せているようだ。米CBSスポーツが伝えている。

リアルミュートは今季、フィリーズでレギュラーシーズン47試合に出場し、11本塁打32打点、打率2割6分6厘を記録。際どいボールをストライク判定させる「フレーミング」の技術では球界屈指とされ、盗塁阻止率も高く、捕手として最高の万能プレーヤーと称される。

MLBネットワークのクレイグ・ミッシュ記者によると、そのリアルミュート争奪戦にブルージェイズも参加しそうな様子だという。CBSスポーツは、「獲得がかなえばブルージェイズが攻守ともに勢いづくだろう」とコメントしている。

一方で、同球団はほかにも大物FAを追っているとして、スポーツメディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者のリポートも紹介。ブルージェイズはアストロズからFAとなったジョージ・スプリンガー外野手、今季ヤンキースで首位打者に輝いたDJ・ルメーヒュー内野手、さらにマイケル・ブラントリー指名打者とジャスティン・ターナー内野手にも目を向けているとのことで、トップレベルのFA選手をくまなくチェックしていると言えそうだ。