MLBは2日(日本時間3日)、球団が年俸調停権を持つ選手に対し来季契約有無(テンダー、ノンテンダー)を伝える期限を迎え、多くの主力級選手が契約を提示されずFAとなった。

カブスから19年に38本塁打を放ったカイル・シュワバー(27)、守備に定評のあるアルバート・アルモラ(26)両外野手、ホワイトソックスから通算29勝の先発左腕カルロス・ロドン(27)、メッツから通算50盗塁のアメド・ロサリオ内野手(25)がFAとなっている。

エンゼルスは、大谷翔平投手(26)を含め年俸調停権を持つ7選手と契約し、5選手には契約を提示しないと発表した。契約7選手の契約金額は今後、決まる見込み。

球団から契約を提示された選手にはすでに金額で合意に至った選手も多く、元広島のライアン・ブレイシア投手(33)はレッドソックスと年俸調停を避け、1年125万ドル(約1億3100万円)で合意した。