レンジャーズ有原航平投手(28)が24日(日本時間25日)、今キャンプ初のライブBP(実戦想定の投球練習)を行った。

1イニング想定で23球を投げ、「今年の始まりということで、フレッシュな気持ちで臨みました」と各球種の精度を確認。乾燥したアリゾナ州ではボールが滑りやすいとされるが、「だいぶ操れるようになってきたと思います」と好感触を口にした。

環境面でも充実した日々を過ごしている。昨年結婚した夫人と生活を共にしていることを明かし「だいぶ生活にも慣れてきて、一緒にいた方が心強いですし、ご飯も日本食をすごく作ってくれているので、日々感謝しています」とサポートしてくれる家族のありがたみを実感。メニューについては「鳥を煮込んでくれたり、いろんなものを食べてます。納豆も食べたりしてます」と笑顔を見せた。

新天地でのキャンプインから1週間が経過した。「皆、声をかけてくれますし、コーチとコミュニケーションもとれているので、すごくやりやすく出来ているかなと」。28日(同3月1日)からはオープン戦が始まり、実戦デビューも近づいている。「近々投げることは決まっているので、そこに向けて調整したい」と気を引き締めた。【斎藤庸裕】