レッドソックスのアレックス・コーラ監督は、ホームランの被弾を抑えるために、沢村拓一投手に速球の向上を求めているようだ。MLB公式サイトが伝えている。

沢村は今季13試合の登板で計14回1/3投げて、1勝(無敗)、防御率3・77の成績。本塁打は計4本を許しているが、コーラ監督はこの原因を、同投手の速球がストライクゾーン低めのコースにいくことと考えているようで「(7日の試合では)球速は約156キロから158キロだった。しかし、このレベルになると、ストライクゾーンの低めというのは狙い目で、良いスイングをされてしまう。それ以外は問題なかったのだが」とコメント。

以前は低めのコースに投げておけばゴロで打ち取れると考えられていたが、そういう時代は終わったとMLB公式サイトは説明。コーラ監督は「常に高めに投げろとは言わないが、幅は広げられる。それができれば、最近良くなっているスプリットも生きる」と向上に期待を寄せた。