【アナハイム(米カリフォルニア州)18日(日本時間19日)=斎藤庸裕】偉業達成は再び持ち越しとなった。エンゼルス大谷翔平投手(27)が、アスレチックス戦に「2番投手」で出場し、8回5安打2失点、108球を投げ10奪三振も勝敗はつかなかった。

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大谷がメジャーで初めて申告敬遠で打者との勝負を避けた。先制され、さらに得点圏に走者を背負った3回2死二塁で、3番オルソンを申告敬遠で歩かせ、苦笑いを浮かべた。すると、その裏の攻撃で2死二塁から今度は打者大谷が申告敬遠で歩かされた。“お返し”の敬遠に、球場のファンからブーイングが起こった。