マーリンズ投手が延長12回代打決勝打「ビックリ」

決勝の2点適時二塁打を放ち、マッスルポーズを決めるフェルナンデス(撮影・菅敏)

<ブレーブス5-7マーリンズ>◇1日(日本時間2日)◇ターナーフィールド

 マーリンズのイチローは、メジャー通算3000安打まで12本のままだった。

 ブレーブス戦はスタメンから外れ、8回表2死二塁の場面で代打で出場し、カウント3-1から四球で一塁へ歩いた。試合は、5-5の同点で延長戦へ突入。野手を使い果たしたマ軍は、12回表2死一、二塁の場面で、代打にホセ・フェルナンデス投手(23)を起用した。そのエース右腕が左中間を破る2点適時二塁打を放ち、マ軍の連敗は「3」でストップ。「(野手として)打つことは夢だった。それが現実になってビックリ。でも、やっぱり投球の方が好きだけどね」。約16時間後の2日午後4時(米東部時間)からの試合で先発する「二刀流」右腕は、すぐに本職の投球へ気持ちを切り替えていた。(アトランタ=四竈衛)