ブライアント「言葉にできない」新人王翌年にMVP

 108年ぶりにワールドシリーズを制したカブスの主砲ブライアントが、初のMVPを手にした。

 新人王に輝いた翌年にMVPを獲得するのは史上4人目という偉業。父親や婚約者と吉報を聞いたブライアントは「言葉にできない。チームにとっても自分にとっても、信じられないようなシーズンだった」と喜びをかみしめる。

 投票した30人のうち29人から1位票を得て、415点。2位とは170点差と、圧倒的な支持を集めた。

 要因は攻守における活躍だ。リーグ1位となる121得点を記録しただけでなく、39本塁打、102打点で打線をけん引。守備では三塁を中心に外野も守り、名将マドン監督の采配に幅を持たせている。レギュラーシーズンで30球団最多の103勝を挙げたチームの柱として躍動した。

 まだ24歳と若く、MVP投票で4位に入った27歳のリゾとともにカブスを常勝軍団に導くのがこれからの使命だ。「走塁に守備、全てにおいて完璧な選手になるために全力を尽くす」と自覚十分だった。