元レ軍シリング氏「ウソつき」オ軍ジョーンズを非難

現役時代のカート・シリング氏(2007年10月20日撮影)

 レッドソックスなどで通算216勝146敗、防御率3・46の成績を残したカート・シリング氏(50)が、フェンウェイパークで人種差別的なヤジを飛ばされたと訴えたオリオールズのアダム・ジョーンズ外野手(31)を「ウソつき」「クソ野郎」などと非難した。

 米ニューヨーク・デーリーニューズ電子版によると、シリング氏は自身のサイトでジョーンズの訴えについて「この話は信じられない。もし差別的なヤジを飛ばしたファンがいるのなら、別のファンがCNNなどのテレビの前で『ボストンはなんて差別的な町なんだ』という話をしているはず。私は球場で何年も過ごしてきたが、黒人のチームメートがNワード(黒人への差別用語)を話しているのを1億回くらい聞いた事がある。誰かがジョーンズに聞こえるほど大きな声で言ったのであれば、他の人間にも聞こえるはず。そういう人間がいればジョーンズに謝るが、事件があったと証明されなければ、これは捏造(ねつぞう)だと思う」と話した。

 シリング氏は、別のサイトに掲載された「ジョーンズへの人種差別的ヤジは聞こえなかったと、フェンウェイパークの従業員が証言」という記事をもとに発言しているとみられる。だがニューヨーク・デーリーニューズ電子版は、現役を退いてからトランスジェンダーに対する性差別書き込みでESPNを解雇されるなど、何度も問題を起こしてきたシリング氏に対し「アダム・ジョーンズをクソ呼ばわりするのなら、自分を鏡で見てみろ」と手厳しかった。