ファンに中指を立てる映像がSNS上にアップされ、球団が謝罪声明を出す事態にまで発展したメッツのマスコット「ミスター・メット」が、ファンから屈辱的なやじを受けていたと1日(日本時間2日)、地元紙ニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。
ミスター・メットは5月31日のメッツ-ブルワーズ戦で、中指を立てる様子がファンに撮影された。約3秒の動画では直前の状況は分からなかったが、関係者によれば、母親に対する暴言を別のファンから浴びせられていたという。「観客らはミスター・メットを“Fワード”でののしり、母親を侮辱するようなやじを飛ばしていた。(中の従業員は実際の)母親と個人的な問題があったため、あの行為につながったのだろう」と明かしている。
メッツは現在地区2位だが、借金6で首位ナショナルズと10ゲーム差。12~14年まで同マスコットを務めた男性は「もちろん不適切でプロがする行為ではなかったが、気持ちは分かるよ。チームが低迷すれば、ファンからやり玉に挙げられることもある。間違いなく多くの嫌がらせを受けていただろう」と思いやった。
騒動から一夜明けたこの日、前日とは別の従業員がミスター・メットを務め、ファンから温かく迎えられた。球団は、中指を立てた従業員が球団内の別の業務に就いたと発表している。