大リーグ機構は27日(日本時間28日未明)、マーリンズの経営権が、投資家のブルース・シャーマン氏、元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏らのグループへ売却されることを正式に承認したと発表した。
他球団の全オーナーによる電話投票が行われ、全会一致で承認された。コミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、新経営陣に対し、歓迎の意を示し、さらに「選手としてのすばらしい経歴に続き、ジーター氏の経営者としての役割に期待したい」などのコメントを発表した。
その一方で、コロラドへ遠征中のマ軍マッティングリー監督は、シーズン中でもあり、「近いうちに何か起こるだろうが、よく知らない」と話すにとどめた。最終手続きは来週の予定で、譲渡額は米メディアによると12億ドル(約1320億円)。手続き終了後に新オーナー陣の記者会見が行われる見込みだ。
経営権譲渡後は、速やかに来季以降へのチーム再建へ着手するものとみられ、イチローの去就も注目される。米国内では、すでに大リーグ公式ホームページが「イチローは、50歳、いやあと数十年プレーできる」との特集を組むなど、44歳で迎える来季も現役続行は確実視されている。週明けの会見には、編成最高責任者に就任するジーター氏も同席することが濃厚で、親交の深いイチローとの契約延長(球団オプション)について、一定の方向性を示す可能性もありそうだ。(デンバー=四竈衛)