バーランダーが13K快投「ベスト登板の1つ」

9回を5安打1失点に抑えたアストロズ・バーランダーは、会心のガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

 アストロズのベテラン右腕ジャスティン・バーランダー(34)が、1失点の完投勝利でチームを2連勝に導いた。

 初回から150キロ台中盤の威力のある速球と切れのあるスライダーで三振を量産。5回に連打で1点を失ったものの試合終盤まで球速は衰えず、タフさを見せつけた。9回、124球を投げ、5安打、1四球、1失点(自責1)で13三振を奪った。

 2000年代に入ってからポストシーズンで9回以上を投げ1失点以下、13奪三振以上を記録したのは、00年のロジャー・クレメンス(ヤンキース)、10年のティム・リンスカム(ジャイアンツ)に続いて3人目。ポストシーズンでの13奪三振以上は史上20人目だった。

 バーランダーは「間違いなく自分の野球人生の中でベストの登板の1つ。どの登板よりも満足感がある」と話した。