選手会は同意の見通し 大谷利用のポスティング

大谷翔平

 米大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは16日、オーナー会議が開催されたフロリダ州オーランドで記者会見し、日米両球界が大筋で合意に達しているポスティングシステムについて「残っている課題は解決できるもの」と説明し、改定に必要な選手会の同意が得られるとの見通しを示した。

 今オフは日本ハムの大谷翔平らがポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦することを表明しており、MLBは12月初旬に発効となる見込みとしている。コミッショナーは「選手会が解決の道を見つけて、選手が移籍市場に出てくることを望む」と話した。

 また、オーナー会議では来季から試合時間の短縮のための施策を導入することを決めた。投球間隔を20秒以内にすることや、捕手がマウンドに行く回数を制限する案などが出ている。