ド軍が大谷と交渉 母が日本人ロバーツ監督熱意示す

ロバーツ監督(右)(2017年8月10日撮影)

 ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す日本ハム大谷翔平投手(23)の移籍交渉が本格的にスタートした。

 ダルビッシュ、前田らを擁して29年ぶりにワールドシリーズに進出したドジャースが大谷との交渉のテーブルに着いたもようだ。レギュラーシーズンでは30球団最多の104勝を挙げてナ・リーグ西地区5連覇。潤沢な資金力で「歴代で最も完成されている」といわれた巨大戦力を整えたが、悲願の世界一に向けて大谷の獲得を貪欲に狙っている。母親が日本人で、日本は「もう1つの祖国」と言う沖縄生まれのロバーツ監督や、「挑戦を前向きに受け止めたい」と、大谷の二刀流に理解を示しているフリードマン編成部長、ザイディGMらが出席して熱意を伝えたとみられる。