元中日パウエル氏がんの手術成功、妻「とても順調」

阪神時代のアロンゾ・パウエル(1998年4月28日)

 前立腺がんであることを公表した元阪神、中日のアロンゾ・パウエル氏(54=ジャイアンツ打撃コーチ)が30日、手術を受け無事成功したとサンフランシスコのメディアが伝えた。執刀医が、術後の経過は良好だと話しているという。手術から一夜明けた31日にも退院する見通しで、同氏の妻ジャナさんは「1週間以内に詳しい生検の結果が出るけれど、ここまではとても順調よ」と話している。

 パウエルは昨季までアストロズの打撃コーチ補佐を務め、昨季の世界一に指導者として貢献。昨年12月にジャイアンツの打撃コーチ就任が決まったが、1月2日にがんであることを告知されていた。