昨季1度も登板がなかった元サイ・ヤング賞右腕ティム・リンスカム(33)が、メジャー復帰を目指し15日(日本時間16日)に公開練習を行うと6日、複数の米メディアが報じた。
リンスカムは現在、独自の野球理論に基づいて選手を育成する野球施設「ドライブライン」でトレーニングを行っており、公開練習もシアトルにあるその施設で実施するという。
リンスカムは07年にジャイアンツでデビュー。長髪がトレードマークだった右腕は速球、カーブ、チェンジアップを武器に三振の山を築き、08年から2年連続サイ・ヤング賞、3年連続最多奪三振、4年連続オールスター選出を果たした。しかし、12年以降は不振に陥り、15年9月に股関節の手術を受けシーズン終了後にFAとなった。
翌16年は開幕後も所属先が決まらなかったが、5月に公開練習を実施しエンゼルスと1年契約。しかし9試合で2勝6敗、防御率9・16と打ち込まれ、8月にマイナーに降格した。
昨季はプレーしなかったものの、復帰を目指しトレーニングを続けていた様子。昨年12月には、同じ施設で練習しているロッキーズのオッタビノ投手がリンスカムのバルクアップした体をインスタグラムに公開していた。CBSスポーツ電子版は「公開練習がうまくいけば、リリーフなら複数のチームが興味を示すかもしれない」と予想している。