大谷翔平4・2初先発 変わらなかった監督の信頼

プルペンで投球練習をするエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が、4月1日(同2日午前5時5分開始)の開幕第4戦、アスレチックス戦(オークランド)で投手デビューする。ドジャース戦後にマイク・ソーシア監督(59)から伝えられた。打者として途中出場予定だったオープン戦最終戦は、グラウンド内の水漏れで“水に流れた”が、メジャー昇格も決定。開幕戦となる29日(同30日)のアスレチックス戦には、メジャーリーガーとしてベンチ入りする。

 まさかのアクシデントから一転、うれしい知らせがもたらされた。グラウンド内の水道管破裂とみられる水漏れで5回コールドとなり、予定されていた打者出場が“水に流れた”大谷だが、試合後にソーシア監督から、開幕第4戦となる4月1日(日本時間2日)アスレチックス戦(オークランド)の先発登板が伝えられた。「やることは変わらない。オープン戦でもシーズンでも、心の持ち方は変わらない。1試合1試合丁寧に、一生懸命頑張りたいなと思っています」。壮大な夢への挑戦が、いよいよ現実のものとなる。

 キャンプ中は登板した5試合すべてで失点。特にメジャーを相手にしたオープン戦は2試合で計2回2/3、9失点と打ち込まれた。それでもMLB球、マウンドの傾斜への対応で、着実に前進を見せる大谷への信頼は変わらなかった。ソーシア監督は「我々は(成績とは)違ったレンズから評価していた。プロセスが大事」。開幕カードを託すことに決めた。

 投手としてのデビュー戦は決まったが、打者として開幕戦に出場するかは流動的だ。途中出場で打席に立つはずだったこの日のドジャース戦も、アクシデントで出場前に終了し、大谷も「(自分では)変えられないことなので」と割り切った。日本ハムでは15、16年に2年連続開幕投手を務めた。「個人的には打者ではあまり緊張しない」と話す大谷は、「(当時は)すごく緊張していた。やっぱり投手は開幕がすごい大事。今年(の開幕戦)はまだどうなるかよくわからないので、そこまで実感はないと思う」。“打者デビュー”を念頭に置きつつ、「4・1」の特別な1日へ気持ちを高めていく。【本間翼、斎藤庸裕】