「堅気の人とは思えなかった」イチローと仰木監督

96年2月、オリックス春季キャンプで談笑するイチロー(左)と仰木監督

 マリナーズのイチロー外野手(44)が、29日(同30日午前11時10分開始予定)に本拠地セーフコフィールドで行われるインディアンスとの開幕戦に「9番左翼」でスタメン出場することが決まった。イチローにとってはヤンキース時代の13年以来、5年ぶり。アクシデントを乗り越えての開幕スタメンに、イチローは亡き恩師・オリックス仰木監督の言葉を思い出し、万感の思いに浸った。

<イチローと仰木さん>

 ◆93年初対面 オリックス2年目、仰木監督の印象について「白い服にクツ、ベルト、そしてパンチパーマ。堅気の人とは思えなかった」

 ◆94年3月 仰木監督の発案で、登録名をイチローに変更するプランが浮上し「イチローって、ヘンな感じですよね…。こりゃ困りました」

 ◆04年12月 仰木氏の殿堂入り記念パーティーに参加し「仰木さんなしでは自分は存在しなかった。男としてホレている。僕が同じ年になった時、こんな雰囲気のある、おじいさんになりたい」

 ◆16年8月 3000安打達成に際し「思い出したことは、このきっかけを作ってくれた(元オリックスの)仰木監督ですね。神戸で2000年の秋に、お酒の力を使って(メジャー行きを)口説いたんですけど、その仰木さんの決断がなければ何も始まらなかったことなので」