強烈な負けず嫌いの大谷は「宿題が大きいほど輝く」

エンゼルス対インディアンス 5回裏エンゼルス2死二塁、2戦連発となる中越え本塁打を放つ大谷(撮影・清水貴仁)

<エンゼルス3-2インディアンス>◇4日(日本時間5日)◇エンゼルスタジアム

 インディアンス戦に「8番指名打者(DH)」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(23)が5日、2試合連続の本塁打を放った。先発登板の2日後に打者として出場し、2戦連続の本塁打はベーブ・ルース(ヤンキース)でも成し遂げていない。

  ◇   ◇

 前日のナイトゲームが終わったのは、すでに午後11時近かった。この日はデーゲーム。コンディション調整を優先させるため、チームの全体練習は行われなかった。だが大谷は、ブルペンで投手調整をこなした後、バットを持って室内の打撃練習場へと向かった。難敵クルバーとの再戦へ、闘志を燃やしていた。

 やられたままでは終われない。3月にオープン戦で初対決した際には、徹底的な内角攻めにあい、バットを真っ二つに折られた(二飛)。データや映像で確認し、リベンジの機会をうかがってきた。

 ベビーフェースだが、強烈な負けず嫌い。14年に初対戦で3打席連続三振に抑えられたソフトバンクのバンデンハークからは、翌年の再戦で左翼へ本塁打を放ってみせた。日本ハム栗山監督は「翔平は宿題が大きければ大きいほど輝く」と言い、DH解除のリアル二刀流や1番投手での先発など、起用によってスイッチを入れさせることがあった。1度力を見せつけられたサイ・ヤング賞投手との再戦は、メジャー1年生の大谷にとって、気合の入る宿題だったに違いない。【本間翼】