レッズ15敗でプライス監督解任「今動かなくては」

 今季3勝15敗と、世界大恐慌以来最悪のスタートとなっているレッズが19日、ブライアン・プライス監督を解任した。

 今季メジャーリーグでは最初の監督解任、レッズとしても1993年に44試合でトニー・ペレス氏を解任して以来最速の決断となった。

 レッズを指揮して今季が5年目だったプライス監督は、メジャーではほかのどのチームよりもルーキーを多く起用するなどチーム再建に力を尽くしてきたが、1931年以来最悪のスタートを受け、フロントも解任に踏み切った。

 レッズのディック・ウィリアムズGMは「今動かなくてはと感じた。これ以上、待っていられなかった」とコメントした。

 なお、ベンチコーチのジム・リグルマン氏が暫定でチームの指揮を取る予定となっている。