大谷 ささやき捕手に完敗 配球変わり一塁ゴロ

ロッキーズ対エンゼルス 7回表エンゼルス1死二塁、代打大谷は捕手ウォルターズ(右)に声をかけられる(撮影・菅敏)

<ロッキーズ4-2エンゼルス>◇8日(日本時間9日)◇クアーズフィールド

 メジャーのくせ者捕手にまたやられた。エンゼルス大谷がロッキーズ戦に代打で出場し、一ゴロに倒れた。2点を追う7回1死二塁、敵地で歓声が上がる中、打席に入ると後方から声をかけられた。「Hey dude, what’s up?(へい、最近どうよ)」。2月末のオープン戦でも声をかけてきた3年目若手捕手のウォルターズだった。

 前回対戦では「もう直球は来ないぞ」とささやかれた直後に速いボールを投げられ、遊ゴロに倒れた。この日はささやきこそなかったが、しつこく内寄りを攻められた。5球目の内角直球で一ゴロに打ち取られ、絶好の同点機に凡退。試合前に映像で大谷を研究したというウォルターズは、外角中心だった前回とは攻め方を変え、思惑通りの結果に「やったぜ!」としてやったりの表情だった。

 そんな駆け引きも、大谷が警戒される打者だからこそ。ウォルターズは「打席でも楽しそうに見えるし、素晴らしい打者。ボールもよく見えていると思う」と進化を認める。再戦でリベンジはできなかったが、今日9日(日本時間10日午前4時10分)も代打で待機の予定。やり返す機会はまだある。(デンバー=斎藤庸裕)