<エンゼルス2-1ツインズ>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム
4勝目はお預けとなったが、エンゼルス大谷は話題の中心だった。ツインズ戦後の会見で、米メディア記者から問われた。「登板日に打ちたいと思う気持ちはあるか?」。DH制のア・リーグの試合で、DHを解除して打席に立つということ。日本ハム時代にも経験はしているが「そこは僕が決めるところではないので、打つのも投げるのも一生懸命やって、もしかしたらあるかもしれないですし、そうなった時にはまた、そのための準備をしっかりできればいい」と冷静に答えた。
試合前、ソーシア監督は大谷の“リアル二刀流”での起用について考えを明かした。「そのシナリオを考えたことはあるが、今の段階では(DHを解除すると)戦略的に不利になる」。リスクは、仮に序盤で降板した場合に、2番手以降の投手にも打席が回ってくるという点にある。得点力が下がるため、現時点では考えにくい。だが、同監督は「9月ごろにはそういうことを考えることもあるかもしれない」とも言った。リスクを承知で、優勝に向けての勝負手としては、大いにあり得るということだ。
この日は、主砲のトラウトも休養日。9回にサヨナラ勝ちしたものの、8回まで1得点で、打線は迫力に欠けた。試合後に米メディアから再び“リアル二刀流”プランを尋ねる質問がソーシア監督に飛ぶと「それは、ナ・リーグのチームと対戦する時になる」と、現実的な返答。このまま日曜日の登板が続けば、機会は1度。7月15日(同16日)の敵地ドジャース戦しかない。(米カリフォルニア州アナハイム=斎藤庸裕)