大谷 緊急降板 4回4安打1失点、5勝目ならず

4回、エンゼルス大谷翔平の右手中指は、皮がはがれて痛々しく見えた(撮影・菅敏)

<エンゼルス-ロイヤルズ>◇6日(日本時間7日)◇エンゼルスタジアム

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が、5回のマウンドに上がって打者と対戦する前に緊急降板した。

 投球練習後、ソーシア監督らがマウンドに集まり、話し合い後、交代となった。

 4回まで63球を投げ、4安打1失点。先制点を与えた4回には連続四球で満塁とするなど、制球が乱れる場面があった。5回のマウンドに一度は上がったものの、首脳陣に促されるようにして無念の交代。何らかのアクシデントがあったとみられる。

 大谷は4月17日のレッドソックス戦で、右手にできたマメの影響で2回を投げ終えたところで降板している。