大谷「紙一重」20号お預けも青木以来の長打40本

エンゼルス対レンジャーズ 3回裏エンゼルス2死、右へ二塁打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<エンゼルス8-1レンジャーズ>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(24)が、3打数2安打で今季20度目のマルチ安打をマークした。「4番指名打者(DH)」で出場し、1回の第1打席は空振り三振を喫したが、3回2死の第2打席で右越えの二塁打。内角の変化球をうまくさばいた。打撃内容について「飛んだところが良かったですけど、ちょっと詰まっていた。きっちり(バットを)振り抜けたのは良かった」と振り返った。

これが40本目の長打となり、シーズン40本以上の長打は日本人メジャー選手では12年にブルワーズに所属していた青木宣親(長打51本)以来。また、二塁打は19本目と本塁打数に並んだ。

今季20号はならなかったが、二塁打も増えていることについて「良い傾向かなと思いますけど、今日の2本(右越え二塁打、右前打)に関しても、ちょっと思っているような当たりではない。バットの出方次第では、ホームランになったりとか、もうちょっと良いところに飛んでくれたりすると思うので、紙一重ではあった」と話した。