エンゼルスは1日(日本時間2日)、大谷翔平投手(24)が同日午前にロサンゼルス市内で右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、手術は成功したと発表した。執刀したエラトロッシュ医師と協議した後で記者会見したエプラーGMは「手術は成功した。今後のリハビリも問題なく行っていける自信がある」と満足そうに話した。
トミー・ジョン手術は通常、投手として復帰するまでは1年以上かかるとされ、打者の場合は投手より短い期間で復帰できる。最終戦が終了した翌日の手術は、早期の復帰を目指す大谷の意欲の表れとも言える。
ただし、来季の大谷は打者で出場しながら投手としてリハビリを並行する異例のシーズンを迎える。エプラーGMは全治や来春のキャンプ参加について「今の時点で判断できない。リハビリの長期的な過程で、段階がある」と慎重だった。「集中力がすごい。チャンピオン精神を持ち、すごく計画性がある。打者、走者としてもダイナミックな選手だった」と絶賛したものの、打者として来年3月28日の開幕戦に間に合うかは不透明だ。
大谷は今後、執刀医らによる経過観察などが必要となるという。エプラーGMは、オフシーズンの見通しについて「日本にはあまりいないと思う。多くをアメリカで過ごすことになるだろう」と話した。(アナハイム=斎藤庸裕)